革職人 牛尾 雅且 (Masakatsu Ushio)

1978年1月福岡県生まれ
10代の頃、SCHOTTのレザージャケットに憧れ、アルバイトで貯めたお金で購入。それ以来革製品が好きになり愛用するようになる。
革小物から始まり、革製の鞄を収集するようになるが市販の商品では、デザインや色、サイズ、耐久性などで満足できない点が多くなり「自分でつくるしかない」という気持ちが強くなる。
　大学卒業後は、就職で上京したのちに福岡に戻り飲食店経営をしながら独学でレザークラフトを学び製作をはじめる。当初は趣味として制作していたが、つくる楽しみとこだわりが増すにつれ自身が使っていた財布や鞄を解体し、構造を学び、自分でデザインした鞄を制作するようになる。制作法を突き詰めるうちに「売って欲しい」という声が多くなったことから経営していた会社を精算し、革職人の道を歩き始める。「人がつくらないもの、つくれないものをつくる」をモットーに使えば使うほど愛着をもたれるモノづくりを総手縫いの本革ブランド【レジスト】として目指している。